東京から福井へは新幹線で2ルート!
- 北陸新幹線
- 東海道新幹線
北陸新幹線ルートでは東京~上野~大宮~長野~富山~金沢~福井(2時間55分)15,610円
東海道新幹線ルートでは東京~名古屋~米原~敦賀~福井 (3時間47分)15,400円
★北陸新幹線ルートは、2025年3月まで、「えきねっと」の14日前割がお得です!
東京駅から福井駅まで30%引きの 10,920円です。
福井と言えば恐竜!
福井駅前には恐竜のオブジェがあったり壁画がありますが、何と言っても、話題の恐竜博物館は訪問しておきたいところです。観覧の所要時間は、1時間半から2時間半くらいです。
福井県立恐竜博物館公式ホームページを参照ください。
https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/
事前の予約が必要です。
福井県立恐竜博物館へは、
電車とバスで行けますので電車とバスの1日フリーパスを購入すると良いです。
恐竜博物館用交通セット券 えちぜん鉄道1日フリーきっぷ + 勝山市内バス乗り放題チケット(1700円) ※平日もOKです。観光路線バス(ダイナゴン)は土日祝のみ運行。
えちぜん鉄道公式ホームページを参照ください。
恐竜博物館へ行こう!のパートです。
https://www.echizen-tetudo.co.jp/fare/special.html#fukutetsu1day
えちぜん鉄道1日フリーきっぷ(1200円)+バス往復(300円×2=600円)ですと1800円なので100円お得で、しかも乗り放題です。
バスの乗り放題の対象は、勝山市路線バスの生活路線バス(京福バス除く)と観光路線バスです。
勝山市の公式ホームページを参照ください。
https://www.city.katsuyama.fukui.jp/site/koukyou-koutsu/常設展観覧券と鉄道フリー乗車券がセットになった福井鉄道「恐竜博物館観覧券付1日フリー乗車券」(2900円)を購入し、特別展観覧券を現地で購入するのが良さそうです。 (2023年で終了)
発売箇所 たけふ新・神明・浅水・田原町 各駅窓口
(福井鉄道とえちぜん鉄道の乗換駅は田原町です)
大河ドラマ 光る君へ 紫式部ゆかりの地へ!
大河ドラマ 光る君へ でお馴染みの紫式部ゆかりの地を訪問しよう。
たけふ新駅から徒歩30分です。
◆紫式部公園と紫ゆかりの館
入園無料
◆光る君へ 越前 大河ドラマ館
武生中央公園屋内催事場「しきぶきぶんミュージアム」内
入館料大人600円
※お得な電車と入館料のセット券を利用しましょう。
福井鉄道【越前「大河ドラマ館」入場券引換証付き1日フリー乗車券】大人のみ1000円
えちぜん鉄道との乗換駅の田原町で購入できます。
福井鉄道公式ホームページを参照ください。
https://fukutetsu.jp/newsDetail.php?num=440
田原町~たけふ新(450円×2=900円)+入館料600円なので500円お得です。
福井鉄道1日フリー乗車券600円+入館料600円の場合は200円お得です。
ハピライふくいの場合、福井~武生(380円×2=760円)+入館料600円なので360円お得です。なお、ハピラインふくいは倍くらい早いです。
あわら湯のまちに行ってみた!
アクセス
あわら湯のまちへは、福井駅から、えちぜん鉄道三国芦原線で40分。
えちぜん鉄道にはアテンダントという車掌さんが乗務しているのが特徴です。
えちぜん鉄道公式ホームページを参照ください。
https://www.echizen-tetudo.co.jp/route/
または、新幹線の芦原温泉駅で下車してタクシーで10分です。旅館によっては送迎や芦原温泉駅などからのタクシー代(2000~3000円)を負担してくれます!バスですと15分くらいですが本数は30分に1本と少ないです。
温泉
あわら湯のまち駅を降りると「あわら温泉湯のまち広場」があり、
いきなり総ひのき造りの足湯があります。無料なので、ぜひ、利用しましょう!
日帰り温泉が利用できる旅館もあるので、いろいろな効能を試してみるのも良いですね。
ゆこゆこホームページを参照ください。
https://www.yukoyuko.net/onsen/0007/higaeriyu
グルメ
あわら湯のまちで、食べたいものと言えば、
・おろしそば
・ソースカツ丼
・油揚げ
・海鮮丼
・越前ガニ(冬)
などですね。
※お酒を提供しない店は、14:00~15:00に営業終了する飲食店が多いので注意です。早くに売切れもあります。
地元のスーパーをのぞいてみると、めずらしいものが見つかるかも。
ビッグベリーマーケット芦原(あわら湯のまち駅から徒歩15分)
http://www.honey.jp/shop038.html
隣には100円ショップもあるので便利です。
近辺に以下の店舗もあり食材も扱っています。
クスリのアオキ
Genky(店内に100円ショップあり)
イベント
夏のイベントは
・あわら湯かけ祭り(2024/8/8 18:30-オープニング 20:40-湯かけ)
(2024/8/9 18:30-学童 20:45-饅頭まき)
あわら市観光協会の公式ホームページを参照ください。
https://awara.info/cat_event/awara-yukake-festival
・三国花火大会(2024/8/11 19:30-20:30)
福井県坂井市の公式ホームページを参照ください。
http://www.mikuni.org/hanabi/
・あわら北潟湖畔花火大会(2024/8/31 19:30-20:30)
あわら市観光協会の公式ホームページを参照ください。
https://awara.info/cat_event/kitagata-lakeside-fireworks-festival
えちぜん鉄道を使って観光しよう!
えちぜん鉄道には、三国芦原線と勝山永平寺線があります。
えちぜん鉄道公式ホームページの路線図を参照ください。
https://www.echizen-tetudo.co.jp/route/
◆三国芦原線
・三国神社
・三国港
・東尋坊へは、あわら湯のまち駅、三国駅、三国港駅から路線バスで行けます。(レンタサイクルで行く方法もあります)
◆勝山永平寺線
・永平寺へは永平寺口駅から徒歩は無理なのでタクシーまたは京福バスになります。
永平寺口駅からのバス(430円×2=860円)は、本数が少ないので要注意です。
福井駅から直通バス(永平寺ライナー)(750円×2=1500円)で行くのも良さそうです。
電車とバスの組み合わせでは1時間かかりますが、永平寺ライナーで800円ほど余計に費用を出せば、30分で到着します。
・恐竜博物館へは勝山駅からバスで行けます。
・平泉寺 白山神社へは勝山駅からバスで行けます。
※えちぜん鉄道公式ホームページの観光ガイドを参照ください。
https://www.echizen-tetudo.co.jp/tourism/
・福井駅から徒歩で訪れる観光地
福井県公式観光サイト「ふくいドットコム」を参照ください。
https://www.fuku-e.com/fukutabi/detail_291.html
お得な乗車券を利用しましょう。
※えちぜん鉄道の土日祝の1日フリーパス(1200円)
https://www.echizen-tetudo.co.jp/fare/1day.html
※えちぜん鉄道、福井鉄道の土日祝の共通1日フリーパス(1700円)
https://fukutetsu.jp/train/tickets1.php
※恐竜博物館用交通セット券 えちぜん鉄道1日フリーきっぷ + 勝山市内バス乗り放題チケット(1700円) ※平日もOKです。
https://www.echizen-tetudo.co.jp/fare/special.html#fukutetsu1day
レンタサイクルを使って観光しよう!
あわら湯のまち駅にもレンタサイクルがあり、ママちゃりを1日100円で借りることができます。他の特定の駅にもありますので、気軽に借りてみると良いでしょう。
7:00~19:00の間で借りることができます。※平日もOKです。
えちぜん鉄道公式ホームページを参照ください。
https://www.echizen-tetudo.co.jp/guide/rent-cycle.html
(えちぜん鉄道利用者であること/県外からの旅行者であればOK、身分証明書が必要なのと、台数に限りがありますので注意です)
あわら湯のまち駅の観光案内所でもレンタサイクルがありますので、そちらも利用してみましょう。
こちらは、土日祝日のみで、電動自転車があります。1日1000円で利用時間は9:00~16:00と短めです。
あわらぐるっとレンタルを参照ください。
https://awara-gurutto-rental.com/
ネット予約ができますので家族で複数台必要な場合は事前予約したほうが良さそうですね。
平地が多く、しかも電動であれば、意外と楽に長距離を移動して遠くの観光地を訪れることができます。本数の少ない電車・バスの時間を気にしなくても済みます。ただし、夏場の熱中症には注意が必要ですね。
◆池上ひまわりパーク(夏のお盆前後が満開で絶景です)
あわら湯のまちからは徒歩でも30分ほどです。
◆東尋坊
断崖絶壁の景勝地です。サスペンスドラマで犯人が追いつめられるシーンのテレビ映像と比べるとそれほど高くは感じませんが、崖っぷちに近づくとやはり怖いです。あわら湯のまちからは電動自転車で1時間ほど。
◆丸岡城
あわら湯のまちからは電動自転車で1時間ほど。
実録 わたしの みっけ旅
その① 福井駅周辺 田原町駅~養浩館庭園~福井城址~新栄商店街~北の庄城址~福井駅
福井駅周辺で徒歩で行ける観光スポットを回ってみました。
土日祝で販売しているえちぜん鉄道の1日フリーパスをあわら湯のまちで購入し、田原町駅で下車。
徒歩15分で養浩館庭園へ到着。第三日曜日は無料とのことで入館料220円が節約できました。趣のあるまったりした庭園で暑い夏には涼んで行くにはもってこいの庭園です。美しい錦鯉がたくさんいて見ていると時間を忘れて癒されます。
さらに徒歩で福井駅方面へ向かうと福井城址に到着。第二次大戦の空襲とその3年後の大地震で城は無くなり石垣しか残っていませんが、福井県庁が当時の城と同じくらいの高さなので、在りし日の城を想像できます。城址を囲む大きな内堀には水がたたえられており、第二次大戦時、空襲の火災から逃れた多くの人々が飛び込んで命を落としたとのことです。
徒歩で南下していくと、新栄商店街があり、レトロな雰囲気を醸し出していて、ちょっと昭和にタイムスリップした感覚になります。
そこから徒歩数分で、北の庄城址に到着。資料館は無料で、誰でもご自由にお入りください、の表示に誘われて館内へ入るとボランティアの説明員が待ち構えていました。戦国の武将、柴田勝家と彼が築城した北の庄城の歴史について丁寧に説明いただき、10分ほどのビデオ鑑賞含めて1時間、たっぷりと歴史ロマンに浸ることができました。
福井駅から帰路につく前に、福井駅に造作された数々の恐竜のモニュメントを鑑賞し、福井と言えば恐竜を改めて認識しました。なんと日本の恐竜化石の8割が福井県で発見されています。地面に恐竜の化石が埋め込んであるのを見つけて感動しました!
その② 三国神社駅~三国神社~三国湊~荒磯遊歩道~東尋坊~三国港駅
あわら湯のまちから東尋坊の夕日を目指して、各所を観光しながら歩くこととし、かなり遠いがとりあえず16:00に歩き始める。えちぜん鉄道の線路沿いの道路を歩いていくと三国神社駅に到着。
Google Map を頼りに三国神社へ向かうが思っていたよりも遠く感じながら到着。神社自体は、これも思っていたよりも良い感じ。鳥居のどっしりした構えや社屋の荘厳な感じが私の琴線に触れた気がした。
三国神社を後にして、竹田川沿いを歩いていくとほどなく九頭竜川へ合流。三国湊に停泊する漁船が夕日を背に受けてかすんで見え、波のない静かな水面が黄昏ていました。
三国湊は江戸時代後期から明治にかけて日本海一の交易港として栄華を極めていましたが、その後、衰退の一途を辿りました。現在は三国湊の九頭竜川をはさんだ対岸のテクノポート福井に優良企業の工場が立ち並び新しい栄華を極めています。
東尋坊の夕日に間に合うように先を急ぎ歩みを進めると、三国港駅、サンセットビーチと続き、東尋坊の手前の崖が見えてきました。
荒磯遊歩道の道しるべがあったので、その遊歩道を進むと、草木がうっそうとしていて夕暮れ時ということもあって薄暗いけもの道のような雰囲気。道の選択を誤ったかと引き返そうとしたが、夕日に間に合うべく先を急ぐべしと意を決してさらに進む。熊の出没が頭をよぎり、そこからは声を出しながら小走りで駆け抜けた。
そして、いよいよ東尋坊へ到着。18:30なので日没まで30分。私と同じく夕日を期待してか観光客で賑わっていた。時を経るごとに夕日が日本海に近づき海面に太陽の帯が伸びていく。
日没後、三国港駅まで徒歩で移動し、冷房の効いた待合室で一人待つこと30分。そこからは、えちぜん鉄道で、あわら湯のまち駅まで乗車し観光を終えた。
観光しながらの東尋坊までの片道2時間半のウォーキングは、美しい夕日の報酬と引き換えに価値のあるものとなりました。
その③ 永平寺~光る君へ大河ドラマ館~紫式部公園~めがねミュージアム
このルートは移動距離が長いので朝早くから行動すべく、あわら湯のまち駅でえちぜん鉄道1日フリーパスを購入し7:18発、福井駅で乗換え、永平寺口駅着8:32。永平寺口駅8:44発の京福バスに乗り、9:00永平寺到着。電車+バスの場合、これが早くに到着する方法です。
バス下車後、徒歩5分で永平寺の入口に到着。厳かな雰囲気で身が引き締まります。
何の目的も持たずに修行に励むことが禅の道だそうです。修行中、トイレの使い方にもルールがあり、それに従って用を足します。
ビデオを観たり、ゆっくりと中を観て回ること1時間30分。ほどよい満足感で満たされました。次の目的地へ速く移動すべく、永平寺ライナーを利用。バスの前に立っていた係りの人にSuicaで750円を支払って乗車。10:40発で福井駅まで直行です。
福井駅に11:09到着。光る君へ大河ドラマ館+福井鉄道1日フリーパスを購入すべく、えちぜん鉄道で田原町へ。30分ほど時間があったので福井駅内のダンスイベントを観たりするなどして、田原町駅へ移動。福井鉄道の案内窓口で光る君へ大河ドラマ館+福井鉄道1日フリーパスを1000円で購入。クレジットカードは使えず、QUICPayまたはnanacoのみとのことで現金で支払い。
※ たけふ新駅(紫式部関連)と西鯖江駅(めがねミュージアム)で下車したかったので福井鉄道1日フリーパスとのセット券を購入しましたが、紫式部関連のみであれば、福井鉄道ではなく、福井駅からハピラインふくいで武生駅で下車すれば、30分、時間を節約できます。
田原町駅から福井鉄道で、たけふ新駅へ向かいます。途中、福井駅前を経由する際に、本物と見紛う恐竜が顔を覗かせます。
1時間15分ほど電車に揺られて、たけふ新駅に到着。日曜日は路線バスが動いていないようで光る君へ大河ドラマ館へ徒歩で向かいます。越前武生駅に到着したところで大河ドラマ館行きのシャトルバスがちょうど来たところでしたが、片道500円なので、乗らずに歩くことに。バスの車体の主人公「まひろ」を見送るのでした。(節約、節約、、、が、この後、めがねミュージアムの営業時間に間に合わないことに)
20分ほどで大河ドラマ館に到着。期間限定なので仮設の施設という感じですが、中は大河ドラマ「光る君へ」の趣向を凝らした装飾が施されていました。出演者の等身大パネルも飾られています。こじんまりしていますが、ビデオを鑑賞したり資料を見たり、旬の大河ドラマを体感できて良かったです。
続いて紫式部公園へ移動。趣のある静かな遊歩道を歩いていきます。
20分ほど歩いて到着。綺麗な庭園で金色に輝く紫式部像が迎えてくれます。
近くには、紫ゆかりの館という紫式部の資料館があり、こちらは無料です。小さな資料館ですが、デジタル映像や装飾が興味深く楽しめます。
武生は、ボルガライスの発祥地とのことで、人気の店がいくつもありますが、和風味で人気店の江戸屋をトライしましたが、夕方で時間が遅かったため、残念ながら品切れでした。ほかの店を探し、こちらも人気店のリスボン・エイトという店へ向かいました。品切れではなかったので、ボルガライスを食べることができました。ボリュームがあり味が濃い目で食べ応えがありました。
お店の紹介(福井県越前市武生)
夕方を過ぎ、遅くなって来ましたが、ここから、鯖江のめがねミュージアムを目指します。福井鉄道のたけふ新駅から西鯖江駅で下車し徒歩で向かいます。
途中、鯖江駅の地下通路を通ってハピラインふくいを超えて行きます。
さすが、めがねのモニュメントがあります。
ひたすら歩いてめがねミュージアムに到着。
(越前武生駅から鯖江駅のルートが歩く距離も短く早いのですが、福井鉄道の1日フリーパスを有効に使いたいので難業苦行になってしまいました)
そして、なんとミュージアムは17:00までで時間が過ぎていて観れませんでした。Shopはやっていたので、陳列してあるめがねフレームを見るだけみて堪能しました。
(フレームが3万円前後からでレンズも同じくらいの値段ですので、6万円からの価格となります。私には低価格めがねがお似合いです。)
その④ 丸岡城
丸岡城は電車、バスではアクセスが良くないので、レンタサイクルで向かうことにしました。
あわら湯のまち駅の観光案内所では、土日祝に電動自転車が借りることができます。レンタル時間が、えちぜん鉄道のママちゃり(7:00-19:00)よりも短い(9:00-16:00)ので、9:00前に観光案内所に到着し、身分証明証の提示、レンタル料(1000円)の支払いを済ませ、ヘルメット(無料)を受取り、いざ出発です。
東南へ自転車を走らせます。気持ちの良い平地が続きます。意外と車が多いので側道が狭いと注意が必要です。
50分ほどで、丸岡城に到着。チケット(450円)を購入し城内へ入ります。
城の入口でチケットを提示します。
急な階段(階段というか梯子のよう)を登ると景色の良い眺めが四方に広がります。
風通しが良く爽やかな風が暑さを和らげてくれます。
城から大型バス駐車場へ下る途中に資料館があり同じチケットで観覧できます。こじんまりしていますが、古銭などが展示されています。
観ていませんが夜間にプロジェクションマッピングが行われていました。
城に入らなければ無料で観覧できます。
城のチケットで、もうひとつ別の施設を観覧できます。
大型駐車場から、徒歩ですぐのところの図書館の隣に、一筆啓上 日本一短い手紙の館、という施設で、せっかくなので行ってみました。
黒塗りの門構えのしっかりした魅力的な建物です。
聞いたことのある手紙が紹介されていています。
「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」
初代丸岡藩主 本多成重の父 本多作左衛門重次が陣中から妻へ宛てた手紙です。
短いながらも家族への思いが簡潔に伝えられています。
この手紙にちなんで、日本一短い家族への思いを綴った手紙を全国から募り、審査員が選んだ秀逸な作品がこの館に展示されています。
1階では、特別展示でクレイアート展が開催されていました。
かわいらしい作品が興味をそそります。
2階では、丸岡城に関する短いビデオが上映されています。小窓からは丸岡城を臨むことができます。
丸岡城の近くで何か小腹を満たそうと、ヨーロッパ軒へ足を運びました。
山の日のお昼ということもあって長蛇の列。店員さんに聞くと1時間以上は待つことになるらしい。
あきらめてネット検索したら高評価のおろしそばの店がありました。
さほど遠くもないので自転車を走らせて店へと向かいます。Google Map を頼りに住宅街を抜けて行きます。店舗へ到着すると店内に待っている人がいましたが、一人なのでカウンター席に座れます。1食500円、2食950円と数が増えるごとに割安になるようです。
お仙という店で、たいへん美味しく割安におろしそばを堪能できました。
お店の紹介(福井県丸岡城近辺)
その⑤ 東尋坊の遊覧船
東尋坊の奇岩を海側から観察したく、三国湊から出航するサンセットクルーズに参加しました。東尋坊のかなり手前の三国駅から徒歩5分の三国湊町家館という観光案内所が受付場所なので、あわら湯のまち駅からアクセスが良いです。東尋坊の真下から出航する遊覧船は毎日稼働していますが、サンセットクルーズは8月、9月に数回のみで、日没に合せた時間帯になっています。
坂井市公式観光ガイドのホームページを参照ください。
https://kanko-sakai.com/event/4207/
事前にネット予約していたので三国湊町家館という観光案内所の受付で料金を支払うと、乗船券、案内チラシ、ペットボトルのお茶、2つの施設の入場券を渡されます。
集合時間までの間、2つの施設を訪問します。どちらも三国湊町家館の並びにあります。ひとつは「マチノクラ」でビデオ上映があり短時間で三国湊の歴史を知ることができます。
もうひとつは「旧岸名家」で江戸時代後期から明治にかけて栄華を極めた豪商の民家が一般公開されています。ガイドさんがいて、その説明を聞くと見た目だけではわからない民家の素晴らしさが伝わってきます。
1時間30分くらいあると旧森田銀行本店(17:00まで)などの周辺の建物の見学も含めて乗船集合時間までに観光できます。
集合時間になったら三国湊町家館から係りの方が参加者を引率して船着き場まで歩き乗船します。
九頭竜川河口から出航し東尋坊へ向かいます。往路は右側に、復路は左側に東尋坊の奇岩が見えます。往路で、雄島の西側まで航行し旋回して戻ります。雄島では岩の上から釣りをしている人が多く見られました。
復路では、東尋坊の入り江に船が入り込んで、高さ25mの奇岩を間近に仰ぎ見ると、その迫力に圧倒されます。
東尋坊の崖の上には土産物屋やカフェが見えます。
ガイドさんの興味深い話とともに1時間強のクルーズを終えて三国湊へ帰港しました。
残念ながら関東の台風の影響でしょうか、曇り空で夕日は拝めませんでしたが、満足感の高いアトラクションでした。
夕食は、三国湊から徒歩で10分の魚志楼で甘海老とがさ海老を堪能しました。
お店の紹介(福井県あわら温泉周辺)
その⑥ 勝山市 恐竜博物館~平泉寺~勝山城~越前大仏
勝山市には、恐竜博物館といくつかの歴史的な建造物があり、1日で充実した観光ができます。
恐竜博物館の予約とチケット購入を前日にネットで済ませ、恐竜博物館交通セット券(えちぜん鉄道1日フリーきっぷ + 勝山市内バス乗り放題チケット)は当日販売のみなので、あわら湯のまち駅で出発時に購入(1700円)。支払いは、nanacoとQuicPayか現金です。
<旅程>
7:18 あわら湯のまち駅発 福井行き (7:31発でも福井口駅発8:11に接続しました)
7:54 福井口駅着
8:11 福井口駅発 勝山行き
9:01 勝山駅着
9:05 恐竜博物館行きバス
9:17 恐竜博物館着
12:26 恐竜博物館発 平泉寺行きバス(観光路線バス「ダイナゴン」)
※ダイナゴンは土日祝のみ運行です。小さな普通の路線バスです。
12:43 平泉寺着
13:15頃 平泉寺発 徒歩で勝山城へ(所要30分)
13:45 勝山城着
14:07 勝山城発
14:09 越前大仏着
15:00頃 越前大仏発 徒歩で勝山駅へ(所要40分)
15:40 勝山駅着
15:49 勝山駅発 福井行き
16:42 福井駅着
ほぼ計画通りでしたが、福井口駅で乗換えの際、あわら湯のまち方面への電車に誤乗車してしまい、田原町まで戻され、再度、福井口駅へ向かい予定時刻の勝山行きに接続されましたので、事なきを得ました。また、恐竜博物館へ向かう乗用車の混雑で平泉寺行きのバスが10分遅れで到着したので、平泉寺着も10分遅れました。勝山城発のバスは2分早く出発したので、乗り遅れそうになりました。バスは遅れたり早まったりするので余裕を持ったほうが良いですね。
◆恐竜博物館
勝山駅からバスで到着すると広い敷地に洒落た造形の建造物が目に飛び込んできます。
既に行列ができており、雨の中、傘もささずにバス停から入口へ走ります。数分待ってスマホの入場券QRコードを読み取ってもらい案内に従いエスカレーターで地下1階へ向かいます。
通路の壁に飾られた小さな生物などの化石を観ながら奥へ進むと恐竜の大きな骨の化石が飾られています。
階段を上がると広いスペースに恐竜の骸骨がいくつも展示されていて壮大な眺めが広がります。
恐竜を模した造形物もあり、その大きさに圧倒されます。
恐竜のほかにめずらしい鉱石の展示もあります。
常設展とは別に特別展にて「バッドランドの恐竜たち」という北アメリカ大陸の恐竜の化石の展示があり、貴重なものを観ることができました。
カナダで発掘されたティラノサウルスの実物の頭蓋骨「ブラックビューティー」。
かいけつゾロリの20分の映画含めて2時間30分くらいで切り上げました。興味を持った展示物の説明文を読むだけでも、それなりに時間を要しましたので、ひとつひとつの説明文を読んでいたらもっと時間がかかります。恐竜にどっぷり浸かりたい場合は、丸1日必要ですね。ちなみに福井県立大学に2025年春から恐竜学部が創設されます。さすが恐竜の福井県です!
◆平泉寺
バスを降りると鳥居から本堂まで大木に囲まれた道が長く続きます。
足元は深緑の苔に覆われ絵画のような景色です。
道の途中に池があり一帯が厳かな雰囲気の空間となっています。
池のそばに綱が巻かれた御神木がありましたが、すべてが御神木のように見えます。まさにここは、パワースポットではないでしょうか!
◆勝山城
周囲に遮蔽物のない平野にそびえ立っていて遠くからでも存在を認識できます。壁の白さと屋根の黒さのコントラストが際立ちます。近づくと5層からなる城の高さに圧倒されます。
壁面には起伏の著しい龍の模様が施されており、今にも動き出しそうな勢いです。
城の内部は博物館となっていて5階の最上階まで上がることができます。最上階からの眺望がお勧めのようですが、バスの出発時刻まで時間がなかったのと入場料を節約するために外観を観るだけにしました。
◆越前大仏
バス停から少し歩いて小さな越前大橋を渡ると参道を囲む店の間に五重塔が立っているのが見えます。
その構図がシンメトリーな感じで、良いバランスを醸し出しています。
参道に沿って歩いて行くと47m超の仁王像が入る大門ががどっしりと構えています。
手前で拝観料(500円)を支払い近づいて行きます。仁王像が左右に1体ずつ、こちらを睨んできます。迫力が半端ない。
両側には回廊が大佛殿へと続いております。
内部へ足を踏み入れると、越前大佛が鎮座しています。日本一の高さを誇る巨大大仏です。
正面にある階段を登り高いところからも拝見いたしました。
少し離れた五重塔へ向かう途中、九龍殿があり中国の九龍壁が再現されています。綺麗な青色が施されています。
五重塔へ到着するとエレベーターで上階へ上ります。
最後の一層分は徒歩で階段を上がります。最上階からは勝山市内を一望できます。
勝山城には登りませんでしたので勝山城からは眺めることができませんでしたが、こちらから眺めることができたので良かったです。
入館料を節約するなら、こちらからの眺めだけで十分かと思います。
おみやげ
お菓子は、美味しいと思いましたので、いくつかご紹介します。
◆羽二重餅
以前、食べたことがあり、また、食べましたが、食感と程よい甘さが好きです。各社、様々なタイプを販売しています。
一般的な羽二重餅のよもぎ味です。
こちらは新しいタイプの羽二重餅で、シュー生地が表面にコーティングされ間にも入っています。中にはくるみが入っています。
◆芦のゆ玉
つぶあんをカステラで包んだお菓子です。あわら湯のまちの「なんば屋」で販売しています。消費期限が4日ですが、数日過ぎても美味しくいただけました。
ふんわりした食感とつぶあんの深みのある味が好きです。
箱入りは、バラ売りよりも箱代の分、少し値段が高いです。
昭和天皇もお召し上がりになられた和菓子です。
◆松乃露
メレンゲのお菓子です。上品な甘さでほっこりします。
粉末コーヒーが入っていますが、コーヒーの味は感じません。
こちらも昭和天皇が召し上がりました。
◆五月ヶ瀬(さつきがせ)
甘い焼き菓子です。よくありそうな瓦煎餅ですが硬さがちょうど良い感じです。
昔からある和風タイプと新しい洋風タイプがあります。
洋風タイプは、「メイシャローズ」という名前で、4種類のタイプが一袋に入っています。
4種類は、ココナッツ、ピーナッツ、アーモンド、カシューナッツです。