書き終わりました!
持って行って良かったもの
現金
私は旅行先ではクレジットカード払いを基本としていますが、現金払いのみの飲食店などもありますので、到着すると現地のATMからクレジットカードでキャッシングしています。ただし、ATMが日本発行のカードを受け付けないこともあります。ですので、日本円と以前の旅行で持ち帰った現地通貨があれば持って行くと良いでしょう。
なお、現地の両替商で日本円を5千円だけ両替したい場合に、1万円札を出すと日本円のお釣りがないと言われ、1万円まるまる現地通貨にされてしまいますので、千円札、5千円札を持って行くのが良いでしょう。(現地のATMからクレジットカードでキャッシングすることは、日本円を両替するよりも有利と考えていましたがATM手数料が高いこともあります)
計量器
格安航空券の場合、預け入れる荷物や機内持ち込みの荷物の重量の上限が低く制限されていますので、重さは気になるところです。空港に大きな計量器がありますので、チェックイン前に確認できますが、上限をオーバーしていたら追加料金を支払う必要があります。前日までにホテルで計量して調整しておいた方が良いでしょう。
※ 格安航空の荷物の追加料金は空港で支払うよりもチェックインの一定時間前までに
オンライン決済するほうが安いです。
アルコール配合除菌ウエットティッシュ
マレーシアの水道水は飲むとお腹を壊す可能性があるそうで、現地の人も水道水は飲まず蒸留水を飲んでいます。歯を磨く際も、蒸留水を使う人もいます。一方で、飲食店のナイフやフォークは、衛生管理が法律で厳格に規制されているので、問題ないそうです。それでも心配であれば食事前にアルコール配合除菌ウエットティッシュで拭くと安心です。ウエットティッシュは、お手拭きや汗をぬぐったりと、何かと便利ですので、持って行きましょう。日本では百円ショップで高品質のものが購入できますので。
事前手続き
入国許可(VISA)は不要
日本人がマレーシアへ短期の観光目的で入国する際は、入国許可(VISA)は不要です。
税関申告
以前は、飛行機の中で税関申告用紙が配布されてペンで記入して着陸後の空港の税関に提出するという手続きでしたが、現在は、事前にネットで手続するのが一般的です。
マレーシアの場合、MDAC というサイトにアクセスして必要事項を入力することで、自身のマレーシアデジタルアライバルカードとして入国管理局に登録されることになります。入国の際、パスポートのほかにこちらから何かを提示する必要はありません。
※ 詐欺サイトに注意が必要です。
※ 十分な説明もなくクレジットカード番号を入力させる場合は詐欺と疑いましょう!
電車・バス・タクシー
マレーシアの移動は、電車、バス、タクシー、何でもOK。タクシーは、Grabがお勧め!
マレーシアでは、移動手段は、電車、バス、タクシー、何でもOK。タクシーは、Grabタクシーを使いましょう。最初の設定が面倒ですが慣れれば便利で安くて明瞭会計です。Grabタクシーはスマホを使ったタクシー配車アプリです。日本で事前にアプリをダウンロードして、初期設定しておきます。Grabはバイクもあります。ドライバーがヘルメットを貸してくれるので、それを被ってドライバーの後ろに乗って走ります。ヘルメットは客の使い回しなので、潔癖症には向かないかもです。
Grabタクシーアプリは、こちらのサイトが詳しいので参照ください。
https://malaylog.com/how-to-grab/
WhatsAppのアプリもスマホにインストールしておくと便利!
あわせて、WhatsAppのアプリもスマホに入れておきましょう。WhatsAppはLINEと同じコミュニケーションツールでマレーシアでは主流です。ホテルやタクシードライバーに自分の携帯番号が共有されると、確認の連絡が自動的にWhatsAppに届きます。こちらからも何か確認したいことがあれば積極的に連絡しましょう。
私は、空港からホテルまでは、Booking.comで事前に予約しましたが、Booking.comにスマホの携帯番号を登録していましたので、タクシードライバーからWhatsAppに事前確認のメッセージが届きました。英語で会話する必要はありますが、とても便利です。
タクシーをチャーターして時間借りしよう!
いろいろな観光地を回りたい場合は、タクシーを半日とか1日とかチャーターするのが割安です。Grabタクシーで利用したドライバーに交渉してみるのも良いです。街中を観光している最中にタクシードライバーが声をかけてくることもありますが、GrabタクシーやBooking.comやホテル経由のタクシードライバーと交渉して決めるのが安心かと思います。
行きたい場所と所要時間と価格を交渉して、最終的に決定します。アクセスしづらい場所ですと時間がかかり費用もかさみますので、バランスを考慮して決めることになります。
電車運賃の支払い方法
電車の路線は整備されていてとても便利ですが、運賃の支払い方法に特徴があります。
SIMカード
マレーシアでのスマホの通信費用を抑えるなら、現地のSIMカードを購入するのが良いです。シンガポールも観光するのであれば、シンガポールとマレーシアで使えるSIMカードをを購入すると良いでしょう。
実録 私のみっけ旅
その① シンガポールからマレーシアへバスで入国
私は、今回、シンガポールからマレーシアへ移動するに際して、飛行機だと高額なので安価なバスを利用しました。片道で 4000円 ほどです。事前にマレーシアへのバスでの入国の手続きを調べていたら、何やら面倒くさそうで、入国できるか心配になりましたが、何の問題もなくスムーズに入国できました。
TJ’s labo のホームページを参照ください。
↓
https://tj-laboratory.com/night-bus-to-kuala-lumpur/
【注意事項】
◆バス乗り場が、わかりづらい場所もありますので、事前に下見をしておくと良いです。
◆車内の冷房がガンガンに効いていますので、羽織るものがあると良いです。
◆国境を越える際に、一旦、バスを降りて出入国の施設を徒歩で通過する間に、バスが先回りして待っていますが、自分が乗っていたバスを間違えないようにしっかり覚えておきましょう。ナンバープレートと共にバスの外観をスマホで撮影しておくと良いですね。
◆渋滞に合うと、片道5時間のところ倍の10時間くらいかかる場合がありますので、時間には余裕を持ってください。深夜便だと所要時間が短くなることもあります。
◆マレーシアに入国後、トイレ休憩の際に、レストラン、売店で、マレーシアの現金のみ取り扱いの場合があるので、シンガポールでマレーシアの現金に交換しておいたほうが良いです。
Citylineというバス会社の乗り場が、工事中のビルの横の狭い道路で、わかりづらかったです。
車内はリクライニングを気兼ねなく倒せる広々シートで快適です。
国境では、まず、シンガポールからの出国手続きをします。バスに荷物は載せたまま、パスポートなどを持ってバスを降り、徒歩で施設を通って、出国手続きをします。
出国手続きの後、先回りして待ってくれているバスに乗り、マレーシアの入国ゲートへ移動し、今度は、すべての荷物を持ってバスを降り、徒歩で施設を通って、入国手続きをします。
荷物のセキュリティチェックがあります。
入国手続き後、先回りして待ってくれているバスに乗ります。
自分のバスを間違えないように注意が必要です。
出入国手続きが終われば、ひと安心。
バスに乗ってバス旅を続けます。(あいにくの大雨です)
途中、サービスエリアでランチ休憩です。
マレーシアの現金のみ取り扱いの店もありますので、事前にシンガポールで現金を交換しておきます。
肉まん美味しいです。
Citylineのバスの車内では、水以外の飲食が禁止されていました。
その② Batu Caves(バトゥ洞窟)
金色に輝く巨大な神像とカラフルな階段の写真を見て行きたく訪問しました。
「バトゥ洞窟」は、マレーシア国内でも最も有名なヒンドゥー教の聖地で、19世紀の後半に、ヒンドゥー教寺院として開いたのが始まりだと言われています。
クアラルンプールから電車で30分ほどで行くことができます。
Putra 駅から Batu Caves駅まで20分でした。
駅前すぐのところに入口があり、15mの猿神のハヌマーンが力強く立っています。緑色の体はインパクトがあります。入場は無料です。
進んでいくと礼拝堂があります。階段から土足厳禁なので靴を脱いで上がって行きます。
仏像が鎮座しています。
有料エリアがあり、ダンスショーの観覧や宗教色の濃い鍾乳洞(Cave Villa)に入ることができます。入場券は手首に巻くタイプで当日中は何度も出入り自由です。
ダンスショーは決まった時間に何回か演じられています。
Cave Villa の入口です。
CaveVilla の中では、神話が繰り広げられています。
ここは鍾乳洞ですが、表面がカラフルに彩られています。
さまざまな塑像や立体的な壁画が飾られ神話が繰り広げられています。
猿神のハヌマーンの小さな像が飾られています。
奥に爬虫類エリアがあり、生きた珍しい蛇などが展示されています。
撮影禁止でしたので写真がなく残念です。
CaveVilla を出て無料エリアへ戻りしばらく歩くと、
そびえ立つ 42.7m のムルガン(仏教における韋駄天にあたる神様)と 2018年にカラフルに塗装された272段の階段が現れます。巨大さに圧倒されます。
階段の入口のカラフルなゲートをくぐって階段を登って行きます。
急な階段は少し怖いですが、振り向くと景色が良いです。
階段の頂上にたどり着くと巨大な鍾乳洞が現れます。
BatuCavesの階段の頂上にある鍾乳洞の中は、すごく広く大きな建造物があり荘厳です。
暑いマレーシアでの観光にかかせないのはココナッツウォーターです。
ポカリスエットに似た味がします。
これを飲むと疲れが吹っ飛びます。
土産店やレストランが充実しています。
その③ 人生初のドリアンを食べた!
前からドリアンを食べてみたいと思っていました。
クアラルンプールには多くのドリアンショップがあり、Google Map のクチコミを見て
Durian BB Park というお店に行くことに。
こちらのサイトも参照ください。
↓
https://tabiikutecho.com/2023-09-08-193000/
外観から可愛いマスコットがお出迎えしています。
店内には丸ごとのドリアンが展示されています。
どんだけ臭いかと思いきや、ほとんど匂わなかったです。
公共交通機関などでは持ち込み禁止になっています。
ショーケースには食べごろのドリアンが並んでいます。
ドリアンにはいくつかの種類があって、それぞれに味わいが違うとのことで
味くらべセットにしようかと。
自分でどれか選べるそうで。どれにしようかな~。
これにしました!
一番手前が、マレーシア産ドリアンの最高級品種である
「猫山王(Musang King, Mao Shang Wang)」です。
“ドリアン界のロールスロイス”と言われています。
ただ、甘さ苦さ加減で人によって好みがありそうで、自分に合うものを見つけるのが良さそう。ドリアンの匂いが手につかないように手袋をします。
初ドリアン、堪能できました!
日本では高価なので、また、マレーシアへ行って食べたいと思います。
その④ プトラモスクはピンクが美しい!
クアラルンプールの郊外にあるモスクに行って来ました。
KL Sentral の駅から KLIA Transit に乗って
Putrajaya & Cyberjaya 駅まで行きます。
出発時刻まで時間があったので駅構内のBurgerKingで腹ごしらえです。
日本と味が微妙に違うかも?
国際クレジットカードのタッチ決済が使えます。
JCBも使えますが、タッチ機能に切り替えていなかったので、マスターカードを使いました。
速そうな列車です。
車内は広々ゆったりしています。
Putrajaya & Cyberjaya 駅に着きました。
駅のトイレとシャワーはこんな感じです。
日本の和式トイレに似ています。
シャワーは無料で利用できるので夏の暑いときは便利ですね。
駅からモスクまでは距離があるのでタクシーを利用します。
スマホで Grab Taxi を呼んでピックアップ場所に移動。
自分の場所が曖昧で少しわかりづらかったですが、
なんとかピックアップ場所を発見し、まぶしい日差しのもと
しばし、ウエイティング。
しばらくすると、ちゃんとやって来ました。
Grab Taxi は比較的に安価ですが、Taxi の料金表を見たら、普通のTaxi 料金でも安かったようです。
駅から橋を渡って大回りでモスクへと向かいます。
タクシーの運ちゃんの嫌がらせではありません。
ほどなくしてモスクへ到着です。
快晴の空の下で、ピンクに輝いています。
入口には何やら注意書きが?
女性はローブをまとう必要があるそうです。
内部は結構広いです。
これは何かと思いきや、Donation なので募金箱ですね。
スマホでQRコードを読み取って募金もできるみたいです。
柱の横に施されたモザイク模様の構造物が目を惹きます。
昼時で小腹が空いたのでLunchにすることに。
揚げた肉とライスのワンプレートです。
意外とあっさりしてて美味しいです。
プトラモスクはプトラジャヤ湖という人造湖のほとりに建っています。
帰路は天気も良いので駅まで歩くことに。
プトラモスクのすぐそばにある Prime Minister’s Office つまり、首相官邸の前には
広々とした道路が長く続きます。
プトラジャヤは政府機関のある地区なので、財務省の建物もあります。
なかなか立派な建造物です。
道路には木立が並び癒されます。
セリワワサン橋を渡ります。
モスクから観る橋です。
橋を渡って駅に近づくと近代的な建造物がそびえ立っています。
ここにも政府機関が入っているそうです。
ゆっくり歩いて 50分ほどで駅に到着しました。
その⑤ 国立のモスク(マスジット・ネガラ)
クアラルンプールから至近のモスクであるマスジット・ネガラに行ってみました。
入口に National Mosque と表示されています。
屋根が一般的なモスクとは異なっています。
中庭にはプールがあります。
その先にはムルデカ118という高層ビルが見えます。
地上118階、678.9mなので、スカイツリーよりも高いです。
内部は広く天井は折り紙のような形状をしているのが特徴的です。
このモスクは、男性もローブをまとう必要があります。
ローブの着用が女性のみのピンクモスクとは対照的です。
礼拝の方法が図解されています。
各国語の解説が充実しています。日本語もあります。
QRコードもあります。読み取って見てください。
コーランに関する説明が見れます。
外は暑くても内部は涼しく過ごしやすいです。
その⑥ イスラム美術館は土産コーナーも魅力!
イスラム美術館にはイスラム世界の多くの美術品が展示されています。
館内は美しく洗練された感じです。
イスラムの財宝が展示されています。
武具の展示です。
独特の美術品が眼を惹きます。
その⑦ ペトロナスツインタワーへ向かう途中のトンネルの橋とは?
トンネルのある橋が未来的でペトロナスツインタワーと調和しています。
Pintasan Saloma という橋で、370mの歩道橋です。
橋の中は、こんな感じです。
その⑧ ペトロナスツインタワーは昼も夜も輝いている!
クアラルンプールの象徴的な建造物と言えばペトロナスツインタワー。
88階で452mあります。
近づくと圧倒的な存在感を放っています。
昼も夜も輝いています。
ペトロナスツインターワーの前では無料の噴水ショーをやっています。
タワーの中は人でごった返していました。
その⑨ クアラルンプールを散策。
クアラルンプールを散策しました。
熱帯地方ならではのこの緑の多さに感心します。
食べ物
◆Precious Old China
クアラルンプールのチャイナタウン近くにあるマレー料理と中華料理が融合したニョニャ料理のレストランです。セントラルマーケット2階にあります。
事前の情報収集でニョニャ料理というのが気になって人気のこの店にしました。
時間が遅かったせいか空いてました。
ビールは Tiger が良いです。シンガポールで飲むよりも安い!
チャーハンっぽいものを注文。
大きな海老が入っています。
スパイスの味が独特で日本のチャーハンとは違いますね。
好きな味です。
あとでラクサがお勧めということを知ったので、次回はぜひ試してみたいです。
◆Home Town Hainan Coffee
カフェで一息ということで立ち寄りました。
小腹も空いていたのでサンドイッチを注文。
席からスマホでオーダーします。
暑い街中を歩き回っていたので涼しくて癒されました。
このカフェは、クアラルンプールからシンガポールへ移動する際の
バス停の近くにあるので、
マレーシア最終日にもバスを待つ間にチキンライスを食べました。
お手頃価格で美味しかったです。
おみやげ
◆BeryI’sのチョコ
マレーシアを代表するチョコレート
◆ドリアンチョコ
ものめずらしさで買ってみました。
確かにドリアンの味が再現されています。
ドリアンを食べたことのない家族に食べてもらったら
ひとくちでギブアップ。
残ったものを部屋に置いておいたら部屋中がドリアンの臭いで一杯になりました。
ドリアン恐るべし!